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結婚という生活

2014年7月18日

男と女とは、ちがった生理と心理の持主です。女は日常生活のこまごましたことに、自分をとりまくせまい世界のできごとに気をとられ、また興味をもつものです。女性のこういう才能は小さな二間か三間の家の中に結婚という生活をきずき上げるのには適しています。あなたは部屋の中の片隅にダンスをおき、その上にフランス人形とラジオをすえ、たまには花瓶の置き場所をとりかえることに楽しみを見いだすでしょう。あなたのデリケートな心づかいによって、新婚の部屋は小綺麗に片づき、しかも四季折々の美しい花が飾られるでしょう。あなたは六畳と三畳のアパートに愛の天国を作り上げるでしょう。あなたの良人も、最初はこの美しい小さな世界に興味と注意を示すでしょう。そしてこの小さな世界を少しでも居心地よくするための、あなたの可憐な心尽しを美しいと眺めるでしょう。ところが、やがてあなたの良人は、この小さな美しい世界になれっこになります。無関心になります。あなたの良人が会社から帰って来ます、「額の場所を変えたんだね?」「ここの方が引き立つでしょう。」「そうだね。」良人はまるであくびのような返事をするでしょう。つまり、小さな世界の中のあなたの心づかいが、男性である良人には、それほどにはピンと来ないのです。良人の望んでいるものは、なにかもっと異常なことであり、すばらしいことであり、この小さな世界を突破したようなことがらなのです。出会いはに、たくさんあるので、相性が合う人がきっと見つかります。

参考:

DK072_L